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ビジネスには大きな可能性がありますが、それと同様にうまくいかずに挫折したり撤退する人がいるのも事実です。ではそうならずにしっかり成果を出すためにはどうすればいいのか?ここでポイントになるのが「うまくいかなかった人はなぜうまくいかなかったのか?」を明確にすることです。
実はうまくいかなかった人たちを詳しく分析していくと、ほとんどの場合において失敗するべくして失敗しているという傾向があります。
これは言い換えると「失敗する方法にはパターンがある」と言うことです。そして逆に言えば、このパターンを回避するようにすればそれだけで基本的には失敗しなくなると言うことです。
そんな失敗のパターンはたくさん種類があるのですが、今回はそれらの中でも特に代表的な5つのやりがちな失敗について解説していきます。
ビジネスで失敗する人の特徴ベスト5
1:正しい方向性で進んでいない
まず何よりも最初に押さえておくべきポイント、それは正しい方向性を知ると言うことです。正しい方向性というのは「何をやるか?」ということです。
しかし、ここがすでに間違っているという人が非常に多いです。
正しい方向性というのは、例えるなら正しい地図を手に入れるということです。目標が決まっていてそこに至るための正しい地図を持っていれば、そこに向けて進むだけでどんどん目標に近づきます。
逆にこの地図が無かったり、間違った地図を持っているとたとえコツコツ頑張っていたとしても、いつまでも思うような結果は手に入りません。
2:正しく実践できていない
これも、正しい方向性を手に入れた次のステップに移った人が失敗しやすい王道パターンです。なぜかというと知ってると出来ているは全くの別物だからです。
スポーツとかに置き換えるとイメージしやすいですが、例えば水泳でバタフライ泳法のやり方を本かなにかで読んだとして、じゃあそれがいきなり出来るかと言われると当然できないと思います。
また、勉強した内容を自力でできるようになろうと練習しているとついつい変な癖がついてしまうこともあります。これは、そもそも解説されている内容を正確な解釈で学べていないケースも多いためです。
これらの厄介なところは、自分では正しくできていると勘違いしてしまいやすい点です。なので間違っているのに間違いに気づくことなく進み続けてしまうという特徴があります。
3:数字を管理・計測していない
ビジネスに取り組んでいく上で数字を管理するというのは最重要要素です。前月や前年と比べて今年・今月はどうなのか?という比較をすることで「何をやるべきか」「何はやめるべきか」「何を優先すべきか」の判断ができるようになるからです。
要は、何を改善すればいいのかが分かるようになるという事です。
数字を管理・計測していないと何か新しいことをした時にそれによって前より良くなっているのか悪くないっているのかの判断がつきません。
こうなると自分の感覚でしか物事を判断できないようになるので、いつまでも不安定な状態が続いてしまいます。
4:継続できていない
ビジネスは何か大きく一発当てて成功!よっしゃー!というものではありません。(それはどちらかというとギャンブルに近いです)
ビジネスは長期継続的に改善を積み重ねて発展させていくものです。なのでビジネスに取り組むあなた自身も継続的にそれに取り組んでいくことが必要不可欠です。
ここの認識を誤っているとちょっとやったけど上手くいかない…ですぐにや得たり諦めたりしてしまいます。これはビジネスに対する間違った認識です。
正しくは「ちょっとやったけど上手くいかないから次はどこを改善しよう?」という認識が正解です。ビジネスも人生も「少しずつ確実に良くしていく」という発想で取り組むと良い成果が得られます。
5:アドバイスを受けられる環境にいない
自分がビジネスで成果を上げていきたいなら、すでに成果を上げてる人からのアドバイスを受けられる環境に飛び込むことがマストです。
車輪の再発明のような事はするべきではありませんし、そんなことに時間を費やしていると望む結果を得る前に寿命がきてしまいます。(※車輪の再発明:すでにある解決法を再び1から作ろうとすること。知っていればそれを利用するだけで済んだものを、わざわざ再発明に無駄なコストと労力をかけてしまう皮肉を込めて使われる言葉。)
ビジネスで成果を上げることも大事ですが、本当に大事なのはその成果によってより自由度や満足度の高い人生を楽しむことです。
それが実現できるのは早いほどいいわけですから、くれぐれもアドバイスを受ける環境を避けて車輪の再発明のようなことをしないように注意しましょう。
5つ全てを一挙に解消する方法
これらの失敗する人に多い5つの特徴ですが、実はある1つだけを押さえておけば自動的に全ての特徴を解消することができます。
それがアドバイスを受けられる環境を用意するということです。例えばコンサルを受けるというのはその最も効果的な方法ですね。
すでに自分の目標を達成している人からアドバイスを受けることで、正しい方向性をしっかり学ぶことができます。
また、実践した後もそれが正しくできているか見てもらうこともできますし、実際に数字を見てもらうことで何を改善すべきなのかのアドバイスも受けられます。
また、コンサルを受けることで第三者の目で見てもらうことになるので、自然と「やらなきゃな」と継続しやすい心理状況にもなります。
このように”5:アドバイスを受けられる環境にいない”という部分さえ解消してあげれば他の要素は芋づる式に勝手に解決していくのでまずはコンサルを受けるなどしてアドバイスの受けられる環境を作るのが先決となります。
正しい方向性を維持し続けることがカギ
ビジネスで成果を上げるためには「正しい方向性を」「維持し続ける」ということが何よりも大事です。
今回とりあげた5つの要素は、全てこの大事なポイントを妨害するものばかりです。
そしてこれらのポイントに当てはまると、自分では頑張っているつもりなのに何も変わらない…むしろ事態がドンドン悪くなっていってしまう…なんて事になっていきます。
逆に言えばこれら5つの要素を取り除けば、あとは時間経過とともにどんどん良くなっていくしかありません。
正しい地図に基づいて、正しい方向に向けて進み続けることになるわけですからね。とても大事なポイントなので、ぜひ意識しながら頑張って参りましょう!それでは、また。