コピーライティングでは書くべき物事というのはたくさんありますが、
それと同時に、書かない方がいいものもあります。
書かない方がいいものとは、読者の反応率を下げてしまうような事です。
では、読者の反応率を下げてしまうようなものにはどのようなものがあるでしょう?
売れる文章の絶対条件
この事について考える時に、まずはじめに
「どうすれば読者の反応率は高くなるのか?」
を考える必要があります。
このポイントは色々あるのですが、
その中でも重要度の高い要素の1つに、
1つのメッセージに集中してもらい、それだけにのめり込んでもらう
というものがあります。
つまり、あなたのレターを読む事にだけ集中してくれている、
という状態を作り出すのが大切という事ですね。
では、そういった状態を邪魔してしまうものは何なのか?
これに対する答えが、
そのまま「書いてはいけない事」になってきます。
では、あらためて書くべきではない事とは何か?を見ていきましょう。
リンクは必要最小限にする
最もやってはいけないのが、レターの中に、
載せる必要のないリンクを載せてしまう事です。
なぜなら、リンクはある意味で今見ているページからの出口でもあります。
読み進めてくれている最中にページから離脱されてしまっては、反応率も当然下がります。
また、読み進めている時に別の情報へのリンクがあると、
読者の集中力もプツプツ途切れてしまい、
こちらの伝えたい事を正確に伝えにくくなってしまいます。
専門用語も必要最低限にする
また、これと同じくらい書いてはいけないのが、専門用語です。
書き手側はその商品や分野について詳しいので専門用語を使ってしまいがちですが、
ほとんどの場合において読者側はそこまで詳しいわけではありません。
詳しくないからこそ、情報を求めてそのページを読んでいるわけです。
ですので、その中で専門用語を使えば使うほど
「何書いてるかよく分からんぞ」と思われやすくなり、
結果として最後まで読んでもらえない率が上がってしまいます。
人間の集中力は意外なほど、もろい
このような事を書くと反応率が下がってしまう背景には、
「やりかけの事や不完全な事を気にしてしまう傾向がある」
という人間の持つ習性があります。
つまり、人間は、リンクが貼られていると
「リンク先の内容を確認していないからそっちが気になる」
専門用語があると
「その意味をまだ知らないから読み進める前にそれが気になる」
という風に考えてしまいがちなのです。
このような、
「やりかけや不完全な事があると、人間は精神的に不安定な状態になる」ことを
ツァイガルニク効果と言います。
読者に何か起こしてほしい行動があって、
そのための文章を書く場合は、
このツァイガルニク効果が起きないように気をつけながら文章を展開していく事が重要です。