メールマガジン読者の飯田さんより、このようなメールをいただきました。
「はじめまして。
常日頃から、お金を稼ぐ＝人のため＆自分のため
という思いがありますが、いざ、さぁ何がしたいですか？
と問われても何も思い浮かびません。
もっとちゃんと向き合ってみようと思います。」
■このメールに対する回答
飯田さん、メールありがとうございました。
さて、ビジネスを開始する人のスタート点には
２つの種類があります。
１つは、やりたい事ありきでビジネスを開始するパターンです。
この商品を売りたい・広めたい。
こんなサービスを作って皆に使ってもらいたい。
そういった想いからビジネスを開始するというものです。
もう１つは、「お金を稼ぎたい」という
モチベーションからビジネスを開始するパターンです。
やりたいビジネスとかビジョンとかは現時点では無い。
自分でビジネスをやって成功すれば稼げるからやってみたい。
そういった考えからビジネスを開始するというものです。
もちろん、ほとんどの人はこの両方の想いを持っていて、
比率としてどっちの方が大きいかという話にはなるかと思います。
例えば、前者の場合は
「こういうサービスを広めたい。でも、出来るなら自分も稼ぎたい。」
後者の場合は、
「お金を稼ぐ事が重要 。でも、人を騙すような事はしたくない。
人から感謝されるビジネスをやっていきたい。 」などです。
今回メールをくれた飯田さんはおそらく後者のパターンで、
「お金を稼ぎたい。お金を稼ぐということは人に価値を提供する事であり、
それと同時に自分がその対価を受け取る行為なのだ。」
ということは分かっていながらも、
「じゃあ、それを自分に置き換えた場合、自分はどんなビジネスをすればいいだろう？」
という部分に関しては決めることが出来ないでいる、という状態ではないかと思います。
では飯田さんのようなスタートポイントにいる場合、
どのようにして最初の一歩を踏み出せばいいのか？
という話なのですが、
この答えは
「自分の興味のある分野をリストアップしていく」
という事になります。
今自分が
・得意なこと
・興味を持っていて詳しいこと
・詳しいまではいかないが興味のあること、好きな事
などをリストアップしていきます。
これは１０個２０個と、多ければ多いほど良いです。
そしてそのリストアップした項目の中から、
ビジネスとしても成り立ちそうなものに絞り込んでいきます。
ここでは例えばいろいろリストアップして絞った結果、
「フィットネス」という市場が興味も持てて
ビジネスとしても可能性がありそうだ、と判断したとします。
そうしたらフィットネスに関連する
ブログやWEBサイトを立ち上げて
そこでアフィリエイトをしたりアドセンスを貼り付けたりします。
さらに発展したら情報商材を作って販売してもいいですし、
フィットネスに詳しい人と協力をしてまた別の商材を作ってもいいですよね。
他人に協力してもらうのは難しそうだ…と思う人もいますが、
先にブログやWEBサイトで実績（アクセスが多い、アフィリエイトで成果を出している、など）
を作っておけば、格段に協力もしてもらいやすくなります。
リアルとも結びつけたいのであれば
フィットネスに関する教室や講習会を開くという手もあります。
自分がそこまで出来なさそうであれば、
これも協力者を募ったりしてその人にやってもらう事もできます。
◼︎継続的に稼ぐために本当に大事なもの
ビジネスは継続的に収入を得ていくためのものです。
これは言い換えると、
「自分はそのビジネスに継続的に関わっていく」
という事でもあります。
ですから、好きになれない市場や嫌いな市場を選んでしまうと、
ずーーーーっと嫌いなことをし続けなければいけない日々になります。
自由な収入やライフスタイルを獲得して
幸せになるためにビジネスをしているはずなのに、
その手段であるビジネス自体が好きではなく、苦痛である。
これでは不幸になる一方ですよね。
ですので、稼ぎやすいかどうかも大事ですが、
自分が肯定的に取り組めるかどうか、
もっと言えば熱を込めて取り組めるかどうかは
継続的に稼ぐ上で外せないファクターです。
人によっては厳しい話になってしまうかもしれませんが、
目先のことだけにとらわれる事なく、
そして自分をごまかすことなく、
長期的にやっていきたいと思えるものを選ぶようにしましょう。
