メルマガには3つの種類があります。
1. 送信者を見ただけで削除
2. 中身を見るが、ろくに読まれずに削除
3. メールを開いて気がついたらじっくり読んでいた
の3つです。
あなたは、「3:メールを開いて気がついたらじっくり読んでいた」
のメールマガジンに分類されるようにならなければいけません。

では、そんなメルマガになるためには何が必要でしょうか?
パーソナリティ
「3:メールを開いて気がついたらじっくり読んでいた」のメールマガジンになるためにはメールマガジンで自分の個性を出すと言う事が必要です。
ただし、これは芸人のようなキャラ作りをしなさいとか、突飛な事をしなさいと言う意味ではありません。 自分の個性を出すと言う事は、自分自身を出すと言う事です。
そして、そのためには自分の言葉を見つけましょう。
つまり、誰かの喋り方の真似をする必要はないと言う事です。
むしろ、誰かの真似をするというのはしてはいけない事です。
もし、あなたがAさんの言葉遣いや言い方、表現を真似した場合、
真似されたAさんの株が上がるだけで、あなたにとっての得は何もありません。
逆に、「あの人はAさんのパクリだ」と認識されてしまうリスクすらあります。
これは、メルマガだけではなく他の事でも当てはまります。
ビジネスにおいて、他の人のしている事を参考にして自分のビジネスに取り入れると言うのは優れた方法の一つです。
しかし、何も考えずにただ真似をするだけではいけません。真似する時は必ずその背景にあるものなどを読みとるようにします。単なるパクリだと大した成果も得られないものです。
メルマガの最初の時点でポイントとなる3つの要素
メルマガは、不要だと判断されたら即座に削除されてしまいます。
本文でどんなに良い事を書いていても、です。
なので、メールマガジンの最初の部分で「続きを読んでみようか」と思ってもらう必要があります。 そのためには、次の 3 つの要素が必要になります。
それが、
1. 件名
2. 送信者名
3. 本文の掴み
です。
一つずつ解説していきます。
1:件名
件名の付け方には色んなパターンがありますが、 最も重要なのは「好奇心を刺激する」と言う事です。
メールマガジンの内容がどんなに優れていても、中身を見てもらう事が無ければそれは意味がありません。
なので、まずはメールを開封してもらう事に全力を注ぎましょう。 そして、そのために出来る最も大きな(そしてほとんど唯一のポイントが「件名」 なんです。
          
件名の付け方についていくつかの例を挙げます。
読者の名前を件名に挿入する
あなたの名前が田中さんだと仮定すると、 「田中さん、辻です。先日の件についてです。」 と言うようなタイトルのメールが届いたら思わず開いてしまうでしょう。
このように、名前の持つパワーは凄いんですね。 だから、可能であれば無料レポートには「名前」と「メールアドレス」の両方を登録してもらうようにしましょう。
同様に、下の名前で呼ぶと言う事をするとさらに大きなインパクトを与える事が出来ます。
「剛士さん、今日は特別な日です。」 みたいなタイトルでメールが届いたら、恐らく思わず開いてしまうでしょう。
        
ニュースに関するタイトルを付ける
誰でも、新しい事に興味があるものです。 なので、それと絡めることのできる話題があるならそれとタイトルを組み合わせます。
例えば、オリンピックが開催されれば「オリンピック金メダリストに学ぶ、ビジネスで稼ぐマインド」のようにニュースと絡めることで好奇心を刺激する事が出来ま す。

また、このニュースはいわゆるテレビでやっているような一般的なニュースである必要はありません。
自分のビジネスのジャンルにおけるニュースがあるなら、それもタイトルに出来ます。むしろ、こちらの方が反応は取りやすいでしょう。
新商品の発売、セール、キャンペーンのお知らせなど、様々なニュースがあるはずです。
アフィリエイトの場合はそういうものをピックアップすれば良いですし、自分の商品を販売している場合は好きなタイミングで自分でニュースを作る事も出来ます。
マジックワードを添える
一部の単語を件名に挿入する事によって、開封率を高める事が出来ます。
例えばどんな言葉かと言うと
【緊急】
【重要】
【号外】
【残り●日】
などの言葉です。
要するに、今日はいつも通りではないぞ、と言う事を演出するような言葉です。
             
この言葉をタイトルに含ませることで、開封率を高める事が出来ます。
【残り1日】キャンペーンは明日で終了です。
【号外】新しいノウハウをリリースしました。
のような感じですね。
しかし、当然ですがこれは時々使うから効果があるのです。 メールを送るたびにこれらの言葉を使っていると、効果 はどんどん薄れていきます。
             
要するに「この人の【重要】とか【緊急】は別に大したこ とじゃないな。」とお客さんに思われてしまうと言う事です。
            
2:送信者名
送信者名で気を付ける事はただ一つです。 それは、送信者名を個人名にする事です。
今、会社としてやっている人は企業名ではなく個人名で送るようにして下さい。
今後、法人化をする予定のある人も、企業名ではなく個人名で送り続けて下さい。
同様に、メールマガジンタイトルやサイト名を送信者にするのも良くありません。

Eメールではなく、普通の郵送物が自分のもとに届いたと想像してください。
その時、優先して保管・開封しようと思うのは個人名で届いた封筒のはずです。
それと同じ考えをEメールに当てはめると、個人名で送信する事がベストと言う事 になります。
3:本文の掴み
スパムメールではない事を証明するような文面を入れましょう。
お客さんは大抵の場合は毎日膨大な量のメールを受け取っています。
その中には正規の手順を踏んでいないようなスパムメールもたくさんあります。
しかし、そう言ったスパムメールも、僕たちが送るようなメールも同じメールボックスに届いてしまうのです。
なので、開封した瞬間にスパムメールではないと証明する事が必要です。
具体的には、メルマガメルマガした感じではなく、
友人に送るメールのようなテイストを入れることが大切です。
(もちろんビジネスなのでフランクすぎは問題ですが)
相手の名前がわかるなら名前を挿入したり、
自分の名前を入れたりすることで、
きちんとしたメールであると印象付けましょう。
ダウンロードしてくれた対象となる
無料レポートの名前をどこかに入れておくのもいいですね。
「@@@をダウンロードしてくれてありがとうございます」
みたいな。
これを見る事によって、相手は「ああ、はいはい。あのときの人ね。」
と思い出し、スパムメールではないと判断してもらう事が出来ます。

これら「件名」「送信者」「本文の掴み」を意識して、削除されない、選ばれる側のメルマガを目指しましょう!