アイデアというのは、ふとした時に出てくることが多いです。机に向かって何かしている時よりも、その辺を歩いている時だったり、お風呂に入っている時だったり、カフェでのんびりしている時だったり。
なので、スマホなり紙のノートなり、思いついた時にすぐにメモを残しておける状態を作っておくことは大事です。しかし、メモを取るのと同じくらい、アイデアを活かす上で重要なことがあります。
それは、「定期的に自分が書いたメモを見返す時間を作る」というものです。アイデアを活かすことのできない人の多くは、アイデアを書いたら書きっぱなしで、それを具現化するための手順をとっていないことが非常に多いのです。
そして、アイデアを具現化するための手順のまず一番最初にやるべきことは「書いたメモの内容を整理する」ということなんですね。
書いたアイデアというのは、その時点ではバラバラの場所にあることが非常に多いです。あるアイデアはスマのにメモを取り、あるアイデアはノートにメモを取っている。アイデアはすぐに逃げてしまいますから、それを書き留めておく手段を選んでいる場合ではありません。だから、このようにアイデアの記録場所が散らばってしまうのは当然です。
しかし、そのままでは何をどこに書いたのかわからないし、そのまま放置されてしまう確率も高くなります。
だから、定期的に一箇所にそれらの情報をまとめるようにします。そして情報をまとめれば、このアイデアとこのアイデアは掛け合わせてさらに良いアイデアになりそうとか、この愛ではあの時はいいと思ったけどやっぱりボツだな、とか、整理整頓をして行くことができます。
そして自分が実行したいアイデアを洗練させたり絞り込んだりしていって、実際に実行に移って行くわけです。こうしたステップを踏むと、アイデアをその時限りの思いつきにせず、きちんと形にして自分の成果や利益に結びつけて行くことができるようになります。
ペースは、だいたい週に一回くらいがいいですね。それより期間が空いてしまうと、本当に忘れてしまう可能性も高くなって行くので。せっかく自分の脳みそが生み出してくれたアイデアです。ちょっとした一手間をかけてきちんと丁寧に活用してあげましょう。