時間を有効活用するための大事な習慣の1つに、「少しずつ頻繁に行う」というものがあります。
なぜなら、頻繁に行っていればその行為自体に慣れて最適化・効率化が簡単に行われますし、学んだ内容や取り組んだ内容を継続的に消化し続けることができるため、自身のスムーズなレベルアップも図れるためです。さらには、長期間取り組むことで有益なアイデアも浮かびやすい土壌が出来ます。
逆に、一気にまとめてガっとやってしまって、その後また数ヶ月開けてまたやる…みたいな事になると、その時には以前やったときの事は体でも頭でもほとんど覚えていないので、何度も「はじめて」に近い状況でそれをやらなければいけない事になってしまい、非常に効率が悪いです。
また、そのような状況ではやった内容を消化し、自分の体に染み込ませていくことは難しいです。スポーツでも音楽でも、1ヶ月に1度の長時間練習よりも毎日少しずつ練習したほうが身についていきやすいですよね。これは、頻繁にやり続ける方が単純に体が慣れていくためです。
また、そういった短期詰め込み式のやり方だとその事について考えるのもその短い期間に限定されてしまいやすく、アイデアもなかなか出なくなってしまいます。アイデアというのは長期間にわたってそれに関わり続けることである時ふと出てきたりするものなので、短期詰め込み式なやり方は非常に相性が悪いのです。
ですので、時間を最高の形で活用していきたいと思うなら、自分がやろうとしていることについては少しずつ頻繁に行うようにしましょう。それは、なんらかの執筆活動でもいいですし、運動でもいいですし、勉強でもいいですし、何かの練習でもいいですし、なんでもそうです。この原則を取り入れることで、どんどん成功に近づいていくことができます。