ハーバード大学の社会心理学者エレン・ランガーは
実験を通じてある事を証明しました。
それは、
『人間は何かをするのに理由を欲しがる』
という事です。
何かをお願いする際に、理由をつけると
それだけで受け入れてもらえる
確率は飛躍的に上がるというのです。
理由を言うだけで反応は1.5倍良くなる
例えば、コピー機を使っている人に
自分に先に使わせて欲しいとお願いをする場合、
「コピー機を使わせてもらってもいい?」→60%が先に使わせてくれた
「急いでいるからコピー機を使わせてもらってもいい?」→94%の人が使わせてくれた
という実験結果があります。
「急いでいるから〜」という理由をつけただけで
34%も成功率がアップしているんですね。
もっと面白いのは、
「コピーを取りたいから、コピー機を使わせてもらってもいい?」
とお願いした場合です。
これは、冷静になってみると理由にもなっていませんよね。
しかしこの場合も、何と93%の人が先に使わせてくれたのです。
「理由の力」をビジネスに取り入れよう
このように、「〜ので」という言葉には
大きなパワーがあります。
ですので、商品やサービスを販売したいときは、
なぜあなたの提案通りにすべきなのか?
というその理由を必ず伝えるようにしましょう。
例えば
「今すぐ注文してください。この価格は今月限定ですので。」
「あなたの問題を解決する答えがわかるので、今すぐクリックしてください。」
などですね。
積極的に理由のパワーを活用し、
より高い反応を得られるコピーを作りましょう。