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競合分析をして、ライバルを自分のビジネスに活かす方法

ビジネスにおける競合分析というのはとても大切です。あなたが飛び込もうと思っている市場で競合となりそうな相手を分析しておけば、その市場での上手なビジネスのやり方のヒントが見つかったり、自分のビジネスに活かせるアイデアが見つかる可能性があります。

競合の2つの種類

競合には大きく2つの種類があります。それが直接競合と間接競合です。

直接競合とは

直接競合とは、同じものを同じ市場に同じ方法で売っている競合のことを言います。

間接競合とは

間接競合とは、ターゲットとしている市場は同じだけれど、その市場に向けて発信しているメッセージや販売している商品・サービスの種類が違う競合のことを言います。

例えば痩せたい人に向けてあなたが筋トレに関するビジネスをしている場合、同じく痩せたい人に向けてダイエットサプリを販売している会社は間接競合だということになります。

競合のリサーチ方法

2つの競合の種類について理解したら、次は競合のリサーチに入っていきます。競合について調べるためには、グーグルで検索をすればすぐにある程度の情報は手に入ります。

そこからもっと深く調べたいという場合は関連ジャンルの有名なサイトやブログを調べてみたり、まぐまぐのようなメルマガポータルサイトであなたがターゲットにしている市場に関する大規模なメルマガがないかどうかなどを調べます。他にもその業界に関する雑誌などをチェックしてみるのもいいですね。

これらの方法を組み合わせてまずは直接競合と間接競合をそれぞれ3〜5つくらいピックアップしてみましょう。もしそれらがブログを運営していれば定期チェックするようにしたり、メルマガを発行していれば自分でも読者登録してみたりして、彼らから情報を得られるようにしておきましょう。

ピックアップした競合の発するメッセージに目を通していくだけでも、競合相手はどのようにして利益を作り出しているのかとか、場合によってはどれくらいの利益を上げているのかと言ったことまでわかります。

無料で競合に関する情報をたくさん手に入れることができるので、これは絶対にやっておいた方がお得です。

競合相手を上手に活用する方法

これからビジネスを始めるという人からすると、競合はいない方がいいと考えるケースも多いです。しかし、この考え方は正しくありません。

なぜなら、競合がいればいるほどその市場は大きいと言えるからです。逆に、競合が全くいない市場は、その市場が利益にならないからだという確率が極めて高いです。

また、競合だからと言って必ずしも争わなければいけないというわけではありません。お互いに協力をして利益を生み出せるというケースも実際には多いのです。

直接競合と協力する場合

直接競合の場合、お互いにお互いの商品を販売しあってマージンを分け合ったり、共同で商品を開発したりしてお互いに利益をもたらすビジネス展開を行うことができます。

なぜこんなことができるのかというと、あなたの顧客は、遅かれ早かれあなたにとっての競合の事も知るからです。

例えば、あなたの顧客は、あなたのメッセージや商品、サービスだけを見ているわけではありません。ほぼ確実に、あなたにとっての直接競合となる相手のメッセージや商品のことを知っていますし、買っています。

そして、もし今現在あなたのことしか知らない顧客がいたとしても、近い将来必ず他の競合のこともその人は知ることになります。

つまり、あなたが仮に競合の情報を出さなかったとしても、確実に顧客は競合の情報もいつかは知るということです。であれば、お互いに商品を販売し合うなどして積極的に違いが利益を得られるビジネス展開を行った方が得策です。

このように、直接競合であったとしてもwin-winの関係を結ぶことは可能なのです。

間接競合と協力する場合

間接競合の場合は、より簡単に相乗効果を得ることが可能です。なぜなら、直接競合の場合よりも相手に協力してもらうための心理的ハードルが低いためです。(直接競合同士の協力も効果的なのですが、心理的にそれに反発してしまう相手もいて、業務提携できないパターンもあるため)

間接競合はターゲットとしている市場は同じだが、そこで販売している商品やサービスは全然違う種類のものを扱っています。そのため、間接競合と協力をすれば、あなたが扱えないタイプの商品を顧客に提供することができたり、逆に間接競合者に自分の商品やサービスを売ってもらうこともできます。

お互いに、自分では提供できない商品を顧客に提供できることになるので、それだけでも大きなメリットがあります。

競合相手は、未来の仲間かもしれない

このように、競合相手はリサーチをすれば自分にとって有益な情報を得ることができますし、お互いがきちんと利益があるということを証明できれば業務提携をしてwin-winの関係を結ぶこともできます。

ですので、競合がいるからと言って尻込みをしたり臆病になったりせず、彼らと良い関係を築いて利益を得るためにはどうすればいいだろうか?という発想で考えてみることをお勧めします。

関連記事

なお、競合分析をする前の、自分のビジネスのテーマや市場などを選定する方法については、こちらの関連記事をご覧ください。
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辻 ともあき
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