時間を最高の形で活用していくためには、マルチタスクよりもシングルタスクで物事を進めていくべきです。
マルチタスクは色々手がけるので効率的になっている気分になりますが、実際に自分が使えるエネルギー量は一緒です。ですので、マルチタスクをしてしまうと自分のエネルギー量を分散させてそれぞれに取り組むことになってしまい、結局は遅くなってしまうことの方が多いです。
それよりも1つの物事に集中し、それが出来たら次に進むという方法を使ったほうが遥かに早く成功できるようになります。ただ、現代社会ではやるべき事に思えることが非常に多く、ハッキリと意識していないとシングルタスクを貫くことは難しいです。
そこで、シングルタスクを徹底するための対策として、今マルチタスクに慣れてしまっている人は練習をしていくことが大切です。マルチタスクに慣れてしまっている人は、突然シングルタスクに切り替えようとしても他のことが気になって集中しきれないという状態に陥りやすいものです。
ですので、最初は簡単にできる事や早くできる事に限定してシングルタスクを実践し、「シングルタスクを実行すること」自体に慣れていくようにしましょう。これを繰り返し、徐々にシングルタスクで取り組むタスク自体もヘビーなものにしていくことで、無理なくシングルタスク脳に切り替えていくことができます。