プラス思考という言葉の罠
自己啓発においてはプラス思考が大事だとしきりに言われます。
なかには、何度もそう自分で言うことで、自分で自分を洗脳してしまおう
みたいな手法を解説しているものもあります。
そういった方法が間違っているのか?というと必ずしもそうではなく、正しい面もあります。
ですが、やはり取り組みとしては強引・無理やりな側面が強いので
それが継続できなかったりメンタル的に不安定になってしまう人も多いです。
ではどうすればいいのか?という話なのですが、
実は無理にプラス思考をしようとしなくても、自然とそういう思考に近づいていく方法があります。
その方法は「プラスの行動をする」というものです。
本当に大事なのは、思考ではなく行動
基本的なところで言うと早寝早起き、適度な運動、暴飲暴食をしない。
ビジネスで言うと毎日読書する習慣を持つ、決めた内容に取り組む(ブログの継続更新など)、
ブログやメルマガの改善をどんなに小さいものでもいいので1日1個やる、などです。
思考は行動に影響を及ぼしますが、それと同じように行動は思考に影響を及ぼします。
そして、今現在プラス思考になかなかなれないという場合、
それは思考から行動に影響を及ぼすのは現時点では苦手だということです。
ですので逆からのアプローチ、つまり行動から思考に影響を及ぼすという
アプローチを取ってみる必要性が高いのです。
そして、実際には思考よりも行動を変える方がよっぽど簡単なのです。
もちろん、大幅に行動を変えるとなると思考を変えることも大切です。
しかしそうではない、日々のちょっとしたことであれば行動してしまった方が早いし簡単です。
そして、そういったちょっとした行動が思考に大きな影響を及ぼすのです。
プラス思考になれない人の多くは、語弊を招く言い方かもしれませんが
基本的な部分ができていないというケースが非常に多いです。
具体的には先ほども言った食事・運動・睡眠です。
これをしっかり丁寧にやるだけで思考は大きく改善されるケースが多いので、
どうしてもネガティブに考えてしまう…という人はまずはこの点を改善していくといいですね。