人は、いろんな物事に対してそれが難しいものか簡単なものかというイメージを持ってしまいます。
しかし、こうしたイメージを持つことが、自分で自分の首を絞めてしまっているという状況が実は驚くほど多いものです。
どういうことかというと、人間は難しいものだという先入観を持てばその前提で物事に取り組むし、簡単だという先入観を持てばその前提で物事に取り組んでしまう傾向があるからです。
例えばお金を稼ぐことは難しいと考えている場合、いろんなことを学んでも「いや、自分が簡単に学べる程度のことで稼げるはずがない」というふうに考えてしまい、行動をせずに勉強ばかりしてしまったりします。
他にも、自分で何か商品やサービスを立ち上げようとしても「いや、自分にできるレベルの商品が売れるはずがない」などと考えてしまい、いつまでもリリースせず延々と商品を作り続けてしまったりします。
しかし、実際にはサクッと学べる内容をそのまま実践すれば稼げる場合は数多くありますし、丁寧にやれば素人が作った商品やサービスが売れることも全く珍しいことではありません。
しかし、上記のような例は「お金を稼ぐのは難しいことだ」と思い込んでしまっているがために、自分で稼ぐチャンスを潰してしまっているのです。
ですので、何か新しいことにチャレンジする時は不必要に「これは難しいことなんだ」と思わないようにすることをお勧めします。
人間誰しも自分がやっていることはすごいことなんだと思いたい傾向があるのでついついこんなふうに考えてしまいがちではあるのですが、こう考えることは結果が出にくくなる原因の1つになるのでしない方が良いですね。
もちろん、実際にやってみて難しいことも世の中にはありますが、最初からこういったイメージを持つことは得策ではありませんし、たいていのことは順を追って取り組んでいけばそんなに難しいものでもありません。