先日、僕の無料オンラインコミュニティの参加者さんからある質問が寄せられました。
その内容は「過去に巷で良いと言われているノウハウを購入して、実際内容もよかったと思うんですが実際に行動に移せず結局そのままになってしまった事がありました。つじまろさんに教わっていることは素直に実践に移せるのに、なぜ良いノウハウなのに行動できなかったりしてしまうのでしょうか?」と言ったものでした。
実はこういう相談ってかなり多いです。
相談では購入したノウハウについて言われてましたが、今受けているコンサルやコミュニティに置き換えても同じような状況になっている人は一定数存在します。
ではなぜ良いはずのノウハウやコミュニティ環境にいるのに行動できないのか?
実はこれには明確な原因があります。
そこで今回はこの原因の解説と、それを解消してどんどん行動して成功できるようになるには何を意識すればいいのか?ということについて解説します。
では、始めましょう!
結論:納得して始めたかどうかが大事
最初に結論を言うと、自分で納得して始めたことほど自然と積極的に行動するようになるし、良い結果も出やすいです。
逆に自分的には「う〜ん」って感じだけど周りに半ば強引に流されて始めたことに対して人間は消極的になりますし、努力しても途中でやめてしまう可能性が上がります。
つまり自分の納得度が低い状態だと良いノウハウや環境があっても「良い行動」ができないというわけです。
別の言い方をすると能動的な努力は効果が高く・消極的な努力は効果が低いとも言えます。
努力の結果には種類がある
今回の話を正しく理解して今後の人生に活かすためには、「努力によって得られる結果には種類がある」ということを知る必要があります。
具体的には、努力の結果には大きく分けて3種類あります。
それぞれ
1:その目標に直結して活きる
2:別の機会に別の形で活きる
3:その時もその先も活きない
です。
1はシンプルですね。
例えば何かビジネスに取り組んで、そのために学んだことや実践したことが成果につながるような事です。
2つ目は取り組んだビジネス自体は思うほどの成果には結び付かなかった。
しかし例えばその次に取り組んだ別のビジネスでそのときの知識や経験・スキルが役に立った…というパターンです。
基本的には1を目指しつつ、万が一ダメな場合も2の活き方がするような努力を積み重ねていく。
もちろん実際に行動する時は1だけを目指してやっていくのがベストです。しかし事実として全ての努力が100%思い通りの結果で返ってくるわけではない。だから補助的に2も意識しておくということですね。
こうすれば自分がした努力のほとんどは短期・中期・長期の全てであなたに見返りをもたらします。
そして最もダメなのは3です。
努力はするんだけど自分目標に繋がらないし、その後の人生においてもそれが役に立つ機会がほとんど出てこない。
こう言った努力はできる限り避けるべきでしょう。
ではそのためにはどうすればいいのか?
そのために最も重要になるのが「あなた自身の納得感」なわけですね。
納得感が薄いとうまくいかないメカニズム
ビジネスの世界にはちょっと体育会系の感覚を持っている人も少なからずいて、そういう人たちの言い分としては「アドバイスされたことは何も考えずに実践しなさい」というものがあります。
この言葉は間違っているのか?というと実はそういうわけでもありません。
自分がそれに対してどう思ったとしても、言われた行動を取ればそれに沿った結果の出る確率は高くなります。たとえあなたが「それは間違っているのでは?」と納得していなかったとしても。
要は、この言葉って一応は正しいわけです。そして正しいからこそこの言葉が呪いになって苦しんでいる人もたくさんいます。
なぜかというと納得感もなしにやるべきことに全力投球できる人は激レアだからです。
自分がどう思うかは別としてやるべき事をできる。これは確かに効果があります。しかし常人にはできません。人間は感情の生き物だからです。
なので、このロジックは正しいんですが人間としてある種ネジの外れてる人しかできません。要は大多数の人にとっては再現性がないということです。
なので自分が真剣に取り組もうと思っていることほど、納得感を持って取り組むことが大事です。
納得感のある選択をするための3ステップ
ではどうすれば納得感を持って何をするかを決め、それに取り組むことができるのか?
このことについて最初に補足しておくと、100%の納得感を持って物事に取り組むことは不可能です。
「え!?納得感が必要ってさっき言ったじゃないですか!」と思う人もいるかもしれませんが、これには理由があります。
なぜならこれから取り組むことというのはあなたにとっては未体験のゾーンです。なので基本的には調べるとかイメージするとか、そういうことが主になってきます。
なので実際やってみることで思ってたのとは違う部分があったりすることは仕方ありません。逆に100%にこだわりすぎると今度は自分で自分を縛って身動きが取れなくなるので要注意です。
ここでのポイントはこの事を分かった上でなおやってみようと思える状態でスタートするのが大事だということです。
ではそのためには何をすればいいのかというとこれはシンプルで、3つのことをやっていきます。
それは
1:情報を集める
2:集めた情報から正しさのあるものを選ぶ
3:その中で自分的に最も納得感の強いものを選ぶ
ということです。
ざっくりと全体的に網羅的に情報を集め、その中から信頼性のある情報に絞っていき、その中から最も納得感のあるものを自分で選ぶということです。
言葉にしてみれば「当たり前だろう」と思うようなことですが、実際の場面になると周りの意見に流されてしまう人は案外多いです。
実際SNSで「●●はオワコン」「次はこれ」と言った情報に押されて自分で決断したというよりは流されただけという人は少なくありません。
自発的に情報を集め、自分の意思で決める。
シンプルですが納得感を持つためのパワフルなステップなので意識的にやるようにしましょう。
納得して始めた努力はこんな風に伸びる
このようなプロセスを経て自分の意思でやることを決断した努力は伸びます。
なぜなら部分的にちょっと違うなと思ったことがあっても全体で見た時に納得しているのでやめようという発想になりません。
逆に周囲に流されてなんとなく始めてしまった場合、少しでもつまずく部分があるとすぐ辞めてしまいがちです。そもそもそれをやる事に納得していないわけですから深層心理的にはむしろ辞める理由を探していることすらありますし、それゆえにちょっとつまずいたらすぐに辞める選択肢が出てくるわけですね。
また、納得感を持って始めたことはそれに対して積極的になりやすく、好奇心も持ちやすい傾向があります。
なので「どんどん前倒しでここまでやっちゃおう」とか「こういう事もやってみたら面白いかも」と言ったような能動的な努力を自然とするような精神状態になっていきます。
しかし納得感がない場合はどうしても“できるだけ何もしないでおこう“という発想になってしまいがちです。するとなるべくやらない方向へ思考が向かうので、自動的に成果の得られない状況が出来上がっていきます。そして成果が得られないと「やっぱこれはダメだな」と自分で結論づけ、結局は辞めてしまうわけですね。
さらには納得感のないままやったことは他責思考になりやすいという特徴もあります。少しでもうまくいかないことがあった時に「俺はやりたくなかったのに、あいつが俺に勧めてきたから」みたいな考え方に寄ってしまいやすいわけです。これでは改善も成長もできないですし、こんな決断をしている限りは同じことをその後も繰り返す事になってしまいます。
このように納得感のある努力は正のスパイラルが起きやすく、納得感のない努力は負のスパイラルが起きやすい構造になっているのです。
正しいだけで人は動けない
納得感が大事というのは別の切り口で表現するなら「人は正しいだけでは動けない」ということでもあります。世の中に正論はありますが、その正論の通りに動き続けられる人間はごく稀です。
中にはそれでも正しいというだけで行動し続けられる人もいますし、そういう人は大抵の場合成功しています。
しかしそういう人はごく稀ですし、誤解を恐れずに言えばそういう人は頭のネジが何本か外れているのです。僕たちのような普通の人はそんなことはできません。取り組むことに対しては正しさ以外にもある程度の納得感が必要なのです。
ですから正しいやり方を知り、その上で自分もある程度の納得感を持って行動していくことを意識しましょう。
まとめ
以上が良いノウハウや環境があるはずなのに行動できない・成功できない人の特徴です。
多くの人にとって重要なのは自分がそれに取り組むことに対する納得感であり、そのためには
1:情報を集める
2:集めた情報から正しさのあるものを選ぶ
3:その中で自分的に最も納得感の強いものを選ぶ
というステップを踏んでいきます。
最後の決断は人に流されるのではなく自分の意思で行うのが特に大切なポイントですね。
本文中でも解説したように100%の納得感を持ってスタートすることは不可能ですが、持てる範囲で多くの納得感を持って取り組むことは大切ですしあなた自身の行動やその先に得られる結果にも大きな影響を及ぼすのでぜひ意識してみてください。
また、僕が運営している無料のオンラインコミュニティではこうしたビジネスに取り組む上での心構え的なノウハウとともに、オンラインの情報発信で自分だけの収入源を作る方法を詳しく解説した教材をプレゼントしています。
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コミュニティでもあなたとお会いできることを楽しみにしております!
それでは。