自分に自信を持つ事は、生きて行く上で
最も重要な事の1つです。
なぜなら、自信が無ければ何事においても
躊躇しがちになってしまいますので、
思い切り行動する事が出来なくなってしまいます。
では自信をつけるためにはどうすればいいのか?
という話なのですが、これには2つの方法がよく紹介されます。
自信を身につける2つの方法
1つは、根拠の無い絶対的な自信を持つという事。
ある種の思い込みです。
もう1つは、小さな成功体験を積み重ねるというものです。
これら2つはどちらも自信を身につける上で
効果的な取り組みなのですが、なかなか難しいのも事実です。
なぜなら、根拠の無い自信を持つというのは
自分で自分を洗脳するようなもので、
それを完遂出来るほどやり切れる人はそんなに多くないからです。
また、小さな成功体験を積み重ねるというのも、
その内容によっては自分ではどうしようもないからです。
例えば「何々で誰々より良い成績を残す」
という目的を作ったとしても、それは相手あっての事なので
自分で成功をコントロールする事は難しいのです。
確実性の最も高い自信の付け方
では、自分に自信をつけて行くためにはどうすればいいのか?
という話なのですが、実はこれら2つより確実な方法があります。
それは何かと言うと、「自分で決めた事をきちんとやる」というものです。
要するに『自律』ですね。
自信が無いという人に多い共通点として、
「自分で決めた事をしないままにする」というものがあります。
この部分を解消するだけで、自信が身に付く可能性は非常に高いのです。
この自律するという事は、人によっては難しいと感じるかもしれません。
しかし、他の方法と比べると確実性は群を抜いて高いです。
なぜなら、自己完結出来るからです。
・「今日はこの本のここまでを読む」と決めたらやる。
・「週に3回、1時間のジョギングをやる」と決めたらやる。
・「寝る前にスマホでネットサーフィンをしない」と決めたらしない。
・「今週は土日以外間食をしない」と決めたらしない。
・「今日はブログの記事を更新する」と決めたら更新する。
などなどです。
このように、物事の結果(勝ち負けや、成功失敗など)ではなく、
「それを自分が実行出来たかどうか」だけで判断出来る項目に取り組んで行きます。
なお、この時のコツは、今自分が持っていないスキルを必要とする
取り決めはしないようにするという事です。
例えば「ホームページを作る」というタスクがあって、
現時点ではそのスキルがまだ無い場合、
ホームページを作るという取り決めをするべきではありません。
こういう場合は、例えば
・ホームページを作る方法に関する本を読む
・作成ソフトをダウンロードしてマニュアルを見ながら一通り操作してみる
・ホームページに入れ込む文章を書く
と言ったような、今の自分に出来るタスクに細分化して設定するようにします。
その代わり、「自己管理次第で出来る」「度胸さえあれば出来る」
と言った類のタスクは積極的に盛り込み、実行して行くようにしましょう。
これを一ヶ月も続けると、自信がついて来ている事に気付くはずです。