成功につながる失敗の仕方
なかなか結果を出せない人に多い共通点として、「失敗を怖がりすぎ」と言うものがあります。
しかし、はっきり言うと失敗なんてものは実際大したことではありません。なぜなら、失敗というのは単なる1つの情報でしかないからです。
自分はこういうことを考えて、これくらいの時間をかけて、こういう行動した。その結果としてこういう事になった。という情報を得ただけです。
そして、その結果が自分にとって失敗だったと思うなら、自分の考えや行動のどこかにエラーがあったという事なので、そのエラーを特定して修正すれば成功に近づくことができます。
失敗を恐れる人は、失敗は「最終的な結果」だと考えます。だから失敗した時に「俺はダメなやつだ」とか「才能がないんだ」という風に思ってしまいがちです。
しかし、実際には失敗というのは「単なる過程」なのです。その結果を受けて、次にどんな一手を打つか?という部分が本当に重要なポイントなのです。
なので、失敗しても凹む必要なんてありません。それよりも「なぜこうなったのか?」を考えて、その原因を潰していくようにしましょう。
実は成功に近づいていくための道筋なんて、これしかないのです。
さらなる成功を呼び込む成功の仕方
ここまででは、失敗したから凹むのは間違いだよ、ということについての解説を行いました。次はそれとは逆の、成功した時の話についてです。
結論から言うと、成功した時に喜ぶのは大間違いです。
厳密には喜ぶのはいいけれど、それだけで終わるのは大間違い、ですね。では、なぜ成功して喜ぶだけではダメなのでしょうか?
なぜなら、成功した時に最も重要なのは「なぜ成功したのか?」の原因の分析・特定だからです。成功した時に何が最大の原因になったのか?どの行動がどう作用して成功に結びついたのか?を分析してそれを特定することができれば、その後の成功率が格段に上がるためです。
実践し、成功したら何が原因だったのかを特定し、再現性を高めていく。それを積み重ねて言ったものが俗にいう「ノウハウ」な訳ですね。
自分が成功した時に、その原因を特定してノウハウとして蓄積していけば、それは自分が成功するための自分のためだけの最も濃いノウハウになり、それは自分にとって最も役立つ情報となります。
ですので、成功体験をした時は必ずなぜ自分は成功できたのか?という部分を明確にしていくようにしましょう。