ネットビジネスで結果を出すためにはノウハウやテクニック、マインドなど、様々なことを学ぶことが大切です。
しかし、あなたは不思議に思ったことはありませんか?能力的にも才能的にも同じような人が全く同じ本や教材で勉強をしても、ある人は成果を出し、ある人は成果を出すことができない…。なぜそんな違いが発生してしまうのでしょうか。
学び方の違いが大きな違いを生み出す
実はその違いの大きな理由の1つに、「学び方」があります。結果を出すことができる人は、ノウハウを学ぶ時点で既に結果を出せない人とは異なった学び方をしています。
具体的にはどういうことかというと、結果を出す人の学び方は能動的であり、結果を出せない人の学び方は受動的であるということです。
では能動的・受動的の違いとは一体何かというと、簡単いうと「疑問や好奇心を持ち、それを知ろうとするか」ということに集約されます。
例えば何か本を読むにしても、受動的な人はただ読むだけで終わってしまいます。
それに対して能動的な人は本を読みながらも「この部分の実際の事例はどんなものがあるだろう?」「この部分の意味がいまいち理解しきれないから、後でさらに詳しく調べてみよう」「これを自分のビジネスに当てはめるとすると、どうなるだろう?」「以前勉強したアレと組み合わせたらどうなるだろう?」というように常に疑問や好奇心を持ち、学習に臨んでいます。
この両者の違いの根本部分にあるのは「人生を誰かに変えてもらおうと思っている」か「人生を自分で変えていこうと思っている」という思想の違いです。
前者だとどうしても受動的になりがちですし、後者なら自然と能動的になっていきます。学習というのは先人の知恵やノウハウを教えてもらう行為ですから、それ自体は他人の知識に頼っている状態です。
しかし、その知識を効果的に活用して初めて人生は変わるし、得た知識を効果的に活用することは自分にしかできないことです。ですので、「学習をすること」1つ取っても、能動的に動くということを意識しておくといいですね。
質の高い疑問を持つ方法
上記で、結果を出す人の学び方の特徴に「疑問や好奇心を持ち、それを知ろうとするか」というものがある、という話をしました。
とはいえ、ただやみくもに疑問を持てばいいかというと、そういうわけではありません。質の良い疑問を持つことが大切です。
なぜなら、質の良い疑問は質の良い質問を生み出し、質の良い質問は質の良い回答を導き出してくれるからです。なので、結果を出すためには学んで行く中で良い疑問を持つように心がけて行くことが大切です。
では、「質の良い疑問」とは一体なんでしょうか?
これは簡単にいうと、「行動の結果、生じた疑問」です。学んだことを実際にやってみると、ほぼ確実に何かしらの新しい疑問が生まれます。
そして、行動の結果生じた疑問は、自分が次にやる事のために必要な疑問であるため、その答えが実際に自分に役に立つ可能性が極めて高いのです。
それに対して、行動の伴わない、頭の中だけで生じた疑問は、自分の次の行動にあまり関わらない、単に自分の知識欲を満たすためだけのものになってしまうケースが多いです。
こういった疑問に対する答えは、知識が増えたり満足感が得られたりするかもしれませんが、今現在すぐに自分が行動するために必要な情報かというと、そうではない場合が多いのです。
なので、何か疑問を持つときは「これの答えは今の自分の行動にすぐ役立つのか?」それとも「いつか役に立つ”かもしれない”だけの、ただ知識欲を満たして満足感を得るだけの答えなのか?」を意識してみることをお勧めします。