自分の思う成功を手に入れるために、考えることはとても大切です。逆に、悩むことには何の意味もありません。
しかし、実際には考えることと悩むことを混合してごっちゃになってしまっている人も多いです。
では、考えることと悩むことはどう違うのか?
「考える」と「悩む」の違い
「考える」というのは、たどり着きたい目的地があって、それに至るためのプロセスを自分の中で組み立てていくことです。
「悩む」というのは、それがない状態です。例えば、たどり着きたい目的地自体が不明確だったり、プロセスを組むことなくどうしようどうしようとその場でぐるぐるしてしまっているような状態です。
その場でぐるぐるしているような状態というのは、まさに「考える」と真反対、思考停止していると言えるでしょう。
このように、考えるというのは生産的な行動であり、悩むというのは非生産的な行動であるというのがよくわかります。
わかっていても非生産性的な行動をしてしまう理由
とはいえ、それでも悩んでしまう人というのとても多いです。では、なぜ人は悩んでしまうのか?
その原因として多いのは「情報不足」です。
例えば何かがうまくいっていない場合、うまくいっていないという事実だけを目の前にすると「どうしようどうしよう」とパニックになってしまいます。これは、悩んでしまっている状態です。
しかし、うまくいっていない原因は何なのか?その原因はどうすれば解決することができるのか?というように必要な情報を入手したりリサーチしていくことで、やるべきことが明確になってきます。これが、考えるという状態です。
悩むという行為には意味がありませんし、必要な情報を1つずつ明らかにしていけば、「悩むという非生産的な行為」は「考えるという生産的な行為」にシフトしていくので、悩んでしまった時はこのことを意識していくようにしましょう。