ビジネスでもなんでも、時間をかけてじっくり取り組んだ方が良い結果をもたらすという風に世間では思われています。でも、ビジネスにおいてはこの考え方は大間違いになってしまうケースの方が圧倒的に多いです。
実際には逆で、スピードを優先してどんどんコンテンツでも商品でも世に出していく方が成功する確率は高まっていきます。一見、常識とは逆行するような考え方ですが、実はこれにはちゃんとした理由があります。
ビジネスを良くするための絶対必須要素
ビジネスには様々なノウハウやテクニックが存在します。マーケティング、セールス、ブランディング…さらに細分化をすればブログ、メルマガ、アクセスアップ、読者増、ソーシャルメディア対策…言い始めたらきりがありません。
しかし、究極的にはビジネスをよくする方法はたった1つしかありません。それは、テストすることです。
セールスレターなり商品なり、実際にリリースをして反応を見ながら修正・改善を繰り返していくことがビジネスの成果を上げていくための唯一の方法です。テストをすればするほど、改善をすればするほどビジネスが良くなっていく確率は上がります。
スピードを優先することで、結果的に質も上がる
となると、同じことを1週間でやる人とじっくり1ヶ月かける人とでは、3週間も早くテストを実施し、その結果を得ることができるということになります。
早くテストの結果を手に入れることができれば、それだけ早くビジネスを改善することができますし、そうなれば次のテストもそれだけ前倒しして行うことができます。そしてテストと改善を短いスパンで行えば行うほど、どんどんお客さんが反応してくれるビジネスが出来上がっていきます。
つまり、スピードを上げてテストと改善のサイクルを早く回せば回すほど、結果として質が向上していくわけです。じっくり時間をかけてやるというのは、テスト結果がない状態でビジネスをやるということになるので、いわばノーヒントで正解を探す作業をしているようなもの。
時間をかけることで多少の質の向上は見込めますが、あまりに非効率なのです。それどころか、ノーヒントの状態だと見当違いな努力をしてしまい、時間をかけたのに全然反応が得られないというリスクも上がってしまいます。
「スピードを優先する」という言葉だけを聞くと、「雑にやってもOK」みたいなイメージを持ってしまいがちですが、実際はそうではなく、スピードを優先した方が質の向上にも繋がっていくのでどんどんテストと改善を繰り返していきましょう。