ネットビジネスをやっている人の中には、「初心者ですが頑張ります」と言った発言をしている人が結構います。しかし、本当に稼ぎたいのであればこれは絶対にしてはいけません。
なぜなら、普通に考えて初心者から買うお客さんはいないからです。
例えば水道の修理をお願いするときに「初心者ですが頑張ります」と言ってる人にお願いをするか?と言うと普通しませんよね。どんな分野であれ、人はその筋の専門家にお願いをしたいと思っています。もちろんこれは情報販売やアフィリエイトのようなネットビジネスでも同じです。
そうすると、ここで矛盾を感じる人も出てくるかもしれません。
「専門家じゃないとお客さんに求められるようにならないが、現実問題として自分は初心者だ。ということは、嘘をついてさも自分がベテランのように振舞わなければならないのか?」といった具合です。
しかし、このように考える必要はありません。要は、今の自分がフォローできる相手だけをお客さんにしていきましょうと言うことです。あなた自身が自分のことを初心者だと思っていたとしても、あなたよりも前の段階にいる人から見ればあなたはその人視点では「自分よりすごい人」だということになります。
なので、現時点でもあなたはお客さんを迎え入れ、ビジネスをすることは可能なのです。なのに、自分で「初心者ですが…」などと言っているとそのお客さんすらも離れて行ってしまいます。
ですので、初心者だからといってそれをわざわざ言わず、自分のフォローできる人と丁寧に関わっていくようにしましょう。そして、その経験を通じて実力もドンドン向上させていけばいいのです。
また、自分で自分のことを初心者だと言ってしまうもう一つの弊害に、「初心者であることを自分の中で言い訳にしてしまいやすくなる」というものがあります。弊害の悪質さで言えばこちらの方が大きいかもしれません。
初心者なのですいません、詳しくないのですいません、と言っておけば稼げることはないですがある種の免罪符として困難から逃げることができます。しかし、そういったことを言わず、最初から自分をそのジャンルにおける専門家というセルフイメージでいると、絶えず学び、レベルアップをし続けなければならないという発想になります。
そしてそういう人は、実際に行動しているうちに本当にトップレベルの専門家になっていくのです。自分のことを初心者だと思っているか、(さらに成長中の)専門家だと思っているか。この違いだけで半年後・1年後の自分の姿は大きく変わってくるので意識しておくといいですね。