独立に不安を抱えるSさんからの3つの質問|スリーク・トライブ
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独立に不安を抱えるSさんからの3つの質問

こんなメールをいただきました。

辻様

初めまして、====と申します。
質問、悩みががあります。
アドバイスをいただきたく。

①技術をどこで身に着けるのか?
②技術をどこまで身に着ければ、独立できるのか?
③人に興味がないが、商売をやって成功(自由になりた)したい。どうすればよい?

以上の3点です。

経歴から説明します。

自由にあこがれて、
自営業を2回やり、2回失敗しました。
1回目はFX,2回目はアフィリエイトと転売です。
利益はアフィリエイトで月3万~10万程度を出せたのみでした

失敗の原因は、計画が立てられない、PDCAをまわせない、他人に興味がない(付加価値が作れない)だと
思っています。

今は会社員で、給料しか収入ルートがありませんが、数年以内には、独立して、労働時間を減らし、
会社に勤めずに、人間らしく暮らしたいと思っています。

ここから、質問です。

①計画という技術をどこで身に着けられるのでしょうか?

今、会社の生産技術課で日程管理の補佐をしていて、
計画と呼ばれるものに接していますが、
その計画は、その時の状況次第で計画がころころ変わります。
ひどい日は一日に4回ほど変わります。
上司は計画といっていますが、行き当たりばったりと何が違うのかがわかりません。
さらに言えば、その計画は納期を守れていません。
さらに付け加えると、その会社の納期をまもれているのは全体の4割程度です。

会社で計画を学ぶのは無理そうです。

また、本でもわかったようなわからないような記述ばかりで
結局何をしてよいのかがわかりません。
真似てやっては見ますが、いまいちピンときません。
先ほどの会社の上司と同じような状態になります。行き当たりばったりにしか思えなくて、想定外の事態ににとても弱い計画になります。
あと目標日時にまでに終わらせられないです。

不都合を想定済みで
全体としてうまくいくような
計画は、どこで(何で)学べばよいのでしょうか?

②次にどこまで技術を習得できれば
独立できるのでしょうか?

例えば、計画、PDCAはどれくらいできるようになれば、
独立してやっていけるのでしょうか?

③昔から他人に興味がないし、もてません。
今の職場も2年いますが、名前まで覚えている人はほとんでいませんし、姓を言える人も5人ほどです。
ちなみに同じフロアで100人ほど働いています。
ほとんどの人が同じ会社の所属です。

他人が何をすればうれしいと感じるのか、わかりませんし、興味も持てません。
つまり付加価値が作れません。

ですが、付加価値を見つけられないと商売ができないので、他人に興味がもてなくても、付加価値が作れる方法が知りたいです。

よろしくお願いいたします。

PS私のメールをメルマガなどで紹介してもかまいません。ただし、氏名は使用しないでください。
よろしくお願いいたします。

では1つずつ、回答していきたいと思います。

1:計画という技術を学ぶには。

①計画という技術をどこで身に着けられるのでしょうか?

不都合を想定済みで
全体としてうまくいくような
計画は、どこで(何で)学べばよいのでしょうか?

これはノウハウとしてはGTDを学ぶのが基本になってきます。GTDとはタスク管理の金字塔のようなノウハウですが、これを習得すると毎日計画通りにタスクを完了させていくことが出来るようになります。

これに関しては過去に特集もやっているので、こちらをご覧下さい。

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また、それと同時にやって欲しいのがタイムログの取得です。タイムログの取得とは、自分の時間の使い道を計測して記録を取るということです。

要は何かする場合は毎回時間を測って、何にどれくらいの時間がかかっているのかを把握するということですね。例えば僕ならメルマガ本文の執筆に大体15分、発行作業に5分程度の時間がかかります。もちろん文章量などによって変動しますが、大体この時間の枠の中に収まります。ちなみにブログ記事は大体10分程度、無料レポートの作成には30分、レポートスタンドに掲載する紹介文の作成には15分程度かかります。

どんな作業も、何度も計測しているうちにそれにかかる平均的な所要時間というのが明確になっていきます。例えば、何分で何文字くらい書けるか?というのもだんだん分かるようになってきます。

このように、何にどれくらいの時間がかかるかが把握できるようになってくると、計画の正確性も上がっていきます。

ちなみに、計画が計画通りにいかない人は「その作業にどれくらいの時間がかかるか?」ではなく、「この作業はこれくらいの時間で終わればいいなあ」という願望で計画を立てているケースが非常に多いです。

計画は願望ではなく、事実に基づいて構築していくことが大切ですね。

3:どのレベルになれば独立してもいいのか?

次に2つ目。

②次にどこまで技術を習得できれば
独立できるのでしょうか?

例えば、計画、PDCAはどれくらいできるようになれば、
独立してやっていけるのでしょうか?

まずこれは「何に関する技術なのか?」というのが明確でないので答えようのない部分もありますが、少なくとも計画やPDCAに関する技術については”どこまで上達すれば独立できるか”という考え自体がそもそもあまり必要ないです。

というのも計画やPDCAの練度というのは磨き続けるものであって、ここまでできるからオッケーという類のものではないためです。しかも真剣にやれば数ヶ月でレベルは格段に上がっていくので、これを理由にブレーキをかける意味はあまり無いですね。

相談者さんは現在会社員で、数年以内に独立をしたいということで時間的にもかなり猶予はあると思うので、副業で今からやりながらそこから得られる収入と照らし合わせて計画をその都度軌道修正しながら、独立しても食っていけるラインを模索していくのが一番安全なやり方かなと思います。

ポイントは、副業という言葉の印象につられず、本業レベルで本気でやることですね。副業の場合、本業でやる場合と比べて時間的な制約はいろいろとありますが、メンタル的には「本業でやっているんだ」くらいの意気込みが欲しいです。

3:ビジネスとはコミュニケーションである

そして最後の3つ目。

③昔から他人に興味がないし、もてません。
今の職場も2年いますが、名前まで覚えている人はほとんでいませんし、姓を言える人も5人ほどです。
ちなみに同じフロアで100人ほど働いています。
ほとんどの人が同じ会社の所属です。

他人が何をすればうれしいと感じるのか、わかりませんし、興味も持てません。
つまり付加価値が作れません。

ですが、付加価値を見つけられないと商売ができないので、他人に興味がもてなくても、付加価値が作れる方法が知りたいです。

別に聖人君子であれとかそう言う話ではないですが、「適切なコミュニケーションをとる」と言う部分はビジネスを行う上で外すことができません。

超有名マーケッターのジェイ・エイブラハムは「顧客と恋に落ちろ」と言っています。さらにジェイは「恋人を喜ばせるように顧客と接しなさい」ということも言っています。

このように、ビジネスを行う上でお客さんに興味を持つということは必要不可欠です。

そもそもマーケティングって、顧客とのコミュニケーションのことです。

たとえば自前の商品の場合、「こんなコンテンツがあれば、相手はより理解しやすいんじゃないか?」とか「こんなものがあれば、もっと便利と感じるんじゃ無いだろうか?」とかいろいろ考えながら作るわけです。

相談者さんは付加価値について気にしていますが、実はそれ以外のことでも相手に興味を持つことは欠かせません。

たとえばサイトアフィリエイトだって、一見コミュニケーションが無いように見えますが、実際は「そこに訪問してくる人はどんなことを知りたがっているのか?」と相手のことを考えて文章を書く必要があるわけです。

PPCアフィリエイトだって、「この商品を欲しがる人は、どんな言葉で検索をするだろうか?」と相手のことを考えて文章を書く必要があるわけです。

広告文やセールスレターを作る時も、「この商品やサービスに最もマッチする人は、どんな言葉に反応するだろうか?」ということを考える必要がありますよね。

このように、相手に興味を持っていないとビジネスにおける付加価値うんぬん以前に、集客とかにも影響が出てきてしまうんですね。

別に全ての人に興味を持つ必要なんてないですが、自分のお客さんにくらいは興味を持った方がいいですし、逆に言うと興味を持てるような分野でビジネスをするのが大切ですね。

またそれと同時に「自分が人に興味を持てないのはどう言う場合か?」「ある特定の場合だけなのか、全ての場合においてそうなのか?」「なぜ、興味を持てないのか?」と言うことについては掘り下げて考えていくと良いです。

以上、非常に長くなりましたが、参考になれば幸いです。

ps
ちなみに、僕へのご意見・ご感想はこちらから送信できます。
より良いメルマガを作っていくために、もし何かあればお気軽にご連絡くださいね。

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ABOUT ME
辻 ともあき
こんにちは、辻ともあきです。 大阪のど真ん中で一人暮らししてます。 ブログ・メルマガ・SNSなどWEBメディアを駆使して「買いたいです!」という人が自動で集まる”魔法のファン集客”をクライアントにお伝えしています。 普段は趣味のカフェ巡りをしたり、大好きなゲームをして過ごしたり、自分の好きな人との時間ややりたい事をのびのびと楽しむライフスタイルを過ごしています。

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