自分のビジネスやテーマについて検討し、ある程度のビジネスの方向性が決まったら、その次にやるべきことがあります。それは、あなたのビジネスにとっての理想的な顧客とはどんな人か?をイメージすることです。つまり、顧客を具体的に思い描くということです。そして、あなたのメッセージは全てその人に向けるつもりで発信をしていきます。
では、どのような手順で理想的な顧客を想定していけばいいのか?今回はそれについて解説をしていきたいと思います。なお、これの前段階でやるべきテーマや市場の選定方法についての記事も下記に記載しておきますので、ぜひそちらも併せてご覧ください。
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「理想的な顧客」を想定する上での最大の注意点
あなた自身のビジネスにとって理想的な顧客をイメージする際に注意すべきポイント。それは、「理想的な顧客像」はたった1つに絞るということです。
理想的な顧客像をイメージする理由は、より具体的なメッセージを発信するためです。その人に特化したメッセージであればあるほど、その人が反応してくれる確率は高まるからです。
なので、この顧客像を何人分も作ってしまうとそのぶんメッセージのブレも生じやすくなり、理想的な顧客像をイメージする目的自体がブレてきてしまうのです。
ビジネスの規模が大きくなってきたら、それに応じて理想の顧客像を増やしていくというケースはありますが、最初から何人分も作るというのはデメリットや失敗リスクを高めるだけでメリットはほとんどありません。なので、理想的な顧客をイメージする場合はまずは一人に絞ってイメージをしていきましょう。
できる限り具体的に設定する
理想的な顧客をイメージするといいますが、ビジネスを開始する時点では顧客は0か、いたとしてもごくごく少数だと思います。ですので、実際には妄想に近いニュアンスもありますが、それで構いません。(あまりあることではないですが、もしも大幅にその妄想が現実とかけ離れていて結果が出ない場合は、改めてイメージしなおせばいいだけです)
ここでのポイントは、できるだけ具体的に顧客像を設定していくことです。例えば、下記のようなことについてイメージしていきます。
・性別
・名前
・身長 / 体重
・年齢
・イメージに近い人の顔写真
・住んでいる場所
・出身地
・年収
・趣味や興味のあること
・悩み事
などなど。これらは具体的であればあるほど良いです。
「理想的な顧客像」を作成したら
このように理想的な顧客像ができたら、それをプリントアウトなどして自分のパソコンデスクなど目に入りやすいところに貼り付けておきましょう。
そして、あなたがブログなりメルマガなり何かしらのメッセージを発する時は、その人に向けて語りかけるようにして書いていきましょう。
例えば田中さんという人物を設定したとしたら、「田中さんはこれに興味を持ってくれるだろうか?」「これは田中さんの役に立つだろうか?」と言ったことをイメージしながら取り組むようにします。
こうすることで当たり障りのない曖昧なメッセージではなく、自分の理想とする顧客にドンピシャで響くメッセージが格段に作りやすくなります。
「本当にそんなんで効果があるのか?」と思うかもしれませんが、実際には効果は非常に高いテクニックです是非取り入れてみてください。