コピーライティング…というと慣れていない人からすると
「得体の知れない、何か難しそうなスキル」というイメージがあると思います。
しかし、コピーライティングでの実践内容は
大きく分けて3つのステップに分類する事が出来ます。
この3ステップの内容を知っておくだけでも、
何も知らない人と比べてグっと文章が書きやすくなります。
ではその3つのステップとは何かという話なのですが、これは
1:リサーチ
2:ライティング
3:編集
となります。
リサーチとはそのまま「調査」の事です。
レターに書くために必要な『材料』を集めるのがこのフェーズです。
多くの人はただ何となく書き始めてしまう事も多いのですが、
実は書く前にこのリサーチというステップを入れる事が非常に大切です。
ここでは、見込み客が何を求めているのか?
その見込み客の実際の発言にはどんなものがあるか?
自分が参入している業界の歴史や現状はどんなものか?
現在のその業界でのトレンドはどんなものか?
と言ったように、自分のレターに関連のある情報を「集めて」行きます。
ここで重要なのは「情報を集める」事です。
どういう事かというと、この3ステップを知っているのに
コピーライティングで失敗する人の共通点に、
リサーチを自分の想像だけで完結させてしまっている、というものがあるのです。
「きっとお客さんはこういうものを求めているはずだ」
というように、事実ではなく想像で色々決めつけてしまう人がいるのです。
そのような状態で文章を書き始めても
自分が想像した事ばかりで事実が含まれていないため、
効果の低いレターが出来上がってしまうというわけです。
ですので、リサーチは地道ですが丁寧に事実を集めて行くようにしましょう。
これが出来て始めて2つ目のステップ、
「ライティング(書く)」に取り組んで行きます。
このライティングのステップは、
リサーチで集めた情報を「繋ぎ合わせて行く」
というニュアンスの強い作業になっていきます。
しかし、多くの人はいきなりライティングから取り組み、
「さて、なにを書こうかな」と考える所からはじまってしまいます。
こうしてみると、最初にリサーチを入れる事で
書く事に対する取り組み方が全然違ってくる事に気付くかと思います。
そして、ライティングの作業が終わったら
最後に3つ目のステップ、「編集」を行います。
これも「ライティング」と「編集」を同時にやってしまう人が多いのですが、
まずは一通り書き上げて、それから全体を見ながら編集していく、
という順序で取り組んだ方が効率も良く、良い文章が仕上がります。
この3つのステップを守るだけで、
着実に良い文章を作り上げて行く事が出来ます。