ネットビジネスにはいろんな方法論が存在します。しかし、それら全てが同じ重要度というわけではありません。
ここでは、webマーケティングの中でも特に重要度が高いけれども、見逃されがちになってしまっている2つのポイントについて解説をしていきます。逆に言うと、この2つのポイントを押さえておけば、ネットビジネスでの成果は激的に出しやすくなるので、漏らさず実践していくようにしましょう!
ネットビジネス初心者にありがちな、マーケティングの2大ミス
ミス1:見込み客・顧客をともにリスト化をしない
実際のところ、ビジネスにおいて顧客リストより重要なものはない。大昔の話でも、質屋が火事になったときに真っ先に持ち出すものは顧客の帳簿だと言われているほどです。店も商品も全て燃え尽きてしまったとしても帳簿さえあれば何度でも商売をやり直す事ができる。顧客リストというのはそれほどの重要なものなのです。
このリストさえあれば、自分が何かをするときにこちらからアプローチを行う事ができます。ネットであればメルマガを使うことで、こんな商品を発売します、こんなイベントを開催します、というようなことを「こちらから」発信していくことができます。これが可能になることで、ビジネスのコントロール力は格段にアップするわけです。
逆にリストを全く取得しない場合、新しい商品やサービスを作っても、イベントを開催しても、こちらから相手にアプローチすることができません。出来るのは、相手が訪れてくれるのを待つだけです。
また、顧客リストとは別に、見込み客のリストを取得しておくことも大事。なぜなら、たった一度の訪問だけで購入を決める人の割合というのはとても低いから。
だから、見込み客のリストをとって、こちらからも継続的にアプローチを行っていくようにします。そうすることで見込み客の不安や疑問は解決され、リストを取らない場合の何倍も良く売れるようになります。
見込み客のリストの取得も顧客リストの取得も、本気でネットビジネスをやるなら基本中の基本になってくるポイントですが、今でもまだまだしていない人が多いので、漏らさずこの点をおさえておくようにしましょう。
ミス2:見込み客・顧客とのコミュニケーションを行わない
さきほど、見込み客や顧客のリストを取得することが大事だと話をしましたが、実はそれだけでは意味がありません。なぜかというと、本当に大事なのはリストそのものではないからです。
では、本当に重要なものとは何か?
それは関係性です。いくら多くの顧客リストがあったとしても、いくら多くの見込み客リストがあったとしても、彼らと良い関係を築くことができていなければそのリストには意味はありません。
なぜなら、リストとは人間だからです。マーケティング用語上リストと言っているだけで、顧客も見込み客も全て一人一人の人間です。そこに例外はありません。
普通の人間関係に置き換えてみればわかりますが、相手の連絡先を知っているだけではなんの意味もありませんよね。重要なのは連絡先を知ったその後に、その人とどのような関係を築いていくかです。
なので、リストをとった後はその人たちと良い関係性を築き、なおかつそれを維持することを意識していくようにしましょう。そのためには、定期継続的にコミュニケーションをとっていくことがとても大事です。
このコミュニケーションにはハガキであるとかニュースレターであるとかいろいろあるけれど、ネットビジネスをやる人にとって最も実践しやすいのはメールマガジンだろう。
リストを取得することを重要視し、定期継続的にメルマガを発行することでコミュニケーションをとる。これが、基本中の基本であり、最も重要なマーケティングの基礎です。
基本こそ最重要
この2つは基本ですが、これらをしっかり抑えるだけでも、ネットビジネスの成功率は大きく上がります。ぜひ、これらの原則を自分のビジネスに取り込んでいくようにしてくださいね。